最近のお家では、約3帖程度の玄関が多く採用されています。
物置の有無などにもよりますが3帖の中に、
・靴を着脱するための場所
・シューズクローゼットまたはシューズラック
・屋外用アイテムを収納する場所
をレイアウトする必要があります。
施工事例を交えながら、3帖の玄関レイアウト例をご紹介いたします。
①シューズクローゼットのある玄関
②可動式のシューズラックのある玄関
③ブラケット式のシューズラックのある玄関
①シューズクローゼットのある玄関
玄関に入って右手側にシューズクローゼットを設けたレイアウト。
ステンレスパイプを設けることで、靴だけでなくアウターも収納できます。
お家の形をした下がり壁は、空間を緩やかに仕切ってくれる効果があります。
ロールスクリーンやカーテンを設置して目隠しをすることも可能!
スリッパや鍵をしまえるニッチも造作しています。
②可動式のシューズラックのある玄関
L字に土間のある、四角い玄関ホールのレイアウト。
右手側の壁一面には、可動式の靴棚をレイアウトしました。
玄関とシューズクローゼットは壁で仕切らず、広々とした空間に。
収納した靴をホールから降りずに取れるのが嬉しいポイント。
オープン収納なので、靴以外の外で使いたい小物もしまいやすいです。
③ブラケット式のシューズラックのある玄関
壁付け金具で高さを調整しやすい棚がポイントの玄関。
縦長の玄関は、奥に視線が抜けて見えるので大きな棚があっても窮屈さを感じさせにくいです。
また、家族で並んで靴を脱ぎやすいのもメリット◎
ブラケットとドアの黒がアクセントになり、空間が引き締まって見えます!
玄関計画では、家族の靴を何足玄関に置きたいか、玄関に靴の他にもしまいたいものがあるかなど、考慮したい点が多数あります。
まずは、今のお住いの玄関と変えたいところから考えるとイメージしやすいです♪
例えば…『狭くて1人ずつしか靴を脱げない』なら『③のような縦に長い玄関』、
『靴が多くて収納しきれない』なら『②のようなシューズラックが壁いっぱいにある玄関』にするなどです。