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2025.06.17

南フランス生まれの建築様式「プロヴァンススタイルの家」

南フランス発祥の素朴ながら味わい深い伝統的な建築様式「プロヴァンススタイル」のご紹介をしていきます。


プロヴァンスとは

南フランスの南東部、地中海に面した雨の少ない穏やかな気候の地域のことを指します。

自然豊かで年中陽の光を感じられる地方で育まれたプロヴァンスのお家は、テイストにもその特徴が色濃く現れています。


・明るい色の屋根瓦と塗り壁

外観で真っ先に目を引くのが素焼き風の洋瓦と塗り壁の外壁。

南フランスの地場産の土で作られていたテラコッタ瓦を再現した洋瓦は、温かみがあり年月を経るとより味わい深い色合いに変化していきます。

外壁は青空に映える白やベージュ系の塗り壁が主流で、屋根とのコントラストでメリハリの効いた外観になります。

数百年前の中世ヨーロッパから変わらないこのテイストは古さを感じさせず、日本の風土で建てられても道行く人の目に留まる存在感を発揮してくれます。


・柔らかな曲線のアーチ

建物の内外にアール(曲線)を多く取り入れるのもプロヴァンススタイルの特徴です。

緩やかな曲線を描くアーチの下がり壁は空間を優しくゾーニングすることができて可愛らしいアクセントになります。

出入りする人に安心感を与えるアーチはプロヴァンスのお家を建てたい方には是非取り入れていただきたい要素です♪


・インテリア

 

 

照明はアイアン素材を用いた草花のような、曲線的なデザインが多く使われます。

床や造作は自然の木目を活かしたブラウンカラーが定番です。

大きな吹抜に化粧梁を設けると、開放感はそのままにワンランク上のデザイン性を演出することができます。


まとめ

今回はプロヴァンススタイルの特徴をご紹介いたしました。

洋画や絵本に出てくるようなヨーロピアンなお家は、その明るい見た目で家族の毎日に彩りを与えてくれることでしょう♪

この他にも様々なスタイルの住宅の魅力を解説しております!

ぜひ施工事例もご覧いただいて自分の好きなお家を見つけてみてください!