「満足のいく家づくりは、とことんこだわること」
「暮らしを楽しむ工夫は、『お気に入りの場所』を作ること・・・ですね。」
とおっしゃるのは、2010年3月にご入居なさったM様。 ハンドメイドがご趣味の奥様は、お子様のお洋服や小物、バッグなどを作るキルターさんで、ご自宅に専用の工房を作った。
作りつけの棚や作業台など、オリジナリティあふれるその部屋には、かわいらしいプリントの生地やカラフルな糸がキレイに並べられている。
「2LDKのアパートに住んでいた頃はリビングの狭いスペースが作業場でした。ミシンはもちろん、糸や生地の置き場所にも苦労しましたね。ずっと夢見ていた自分だけのアトリエが手に入り本当に幸せ。」と笑顔でお話してくれた。奥様は、ご自身の作品を、ブログで紹介しながらネット販売もしている。
パパ専用のホビールームが・・・!?
「私の趣味のものを飾ったり、本をよんだり…というホビールームのつもりだったんですよ(笑)。」とご主人。 リビング横に配置した小上がりスペースは、掘りごたつのように足を下ろせるカウンタースペース、本棚、ご主人のコレクションである、雑貨を陳列できる棚などを造作。 忙しいご主人が、ゆっくり寛げるスペースとしてオーダーしたもの。タタミではなく、肌触りのよい輸入カーペットをしいて仕上げた。 ところが、あまりの居心地のよさに、お子様たちが寝転がったり、一緒に遊んだり、そんなプレイルームになっているとのこと。 「すぐそばに、私や妻がいるという安心感があるのでしょうね。 妻も家事をしながら、子供たちの様子が伺えるから助かる…といっています。とりあえず、子供たちが寝静まるまで辛抱ですね(笑)。」
オリジナリティあふれる こだわりの造作
「私たちの目線で作ってもらった造作は、本当に重宝してます。中でも一番お気に入りなのがこのコミュニケーションボックス」とおっしゃる奥様。 木製の扉がついた小さな箱が、壁に備え付けられている。アイアンの取っ手や装飾で仕上げ小窓のようなデザインに仕上げてある。 扉を開けてみると、お子様の学校行事の予定表や、大切なメモなどが、ピン差ししてあった。
「ダイニングに設置したのは、家族みんながいつも確認できる場所だから。不意のお客様が来た時は、扉を閉めるだけで目隠しになるんです。 学校や幼稚園から来るお手紙って置き場所に困るんですよ。特に学校の行事予定表などは、すぐ確認できるように目の付くところにおいておきたいですしね。
イメージをお話したら、こんなかわいいボックスに仕上げてもらい、大満足です。」また、室内には奥様のアイデアを形にするために、綿密な打合せを重ねて仕上げたオリジナル造作が他にもたくさん。
「アトリエのシャンデリアは私の作品。お願いして取り付けてもらったのですが、初めて電気を灯したときは、感動しました。他にもパントリーの入り口に目隠しになるウエスタン・ドアをつけてもらったり、お気に入りのステンドグラスをドアにはめ込んでもらったり・・・どれもこれもみんな大満足の仕上がりです。
お気に入りのものに囲まれて過ごす時間は、どんなに忙しくても幸せな気分で居られる。(家づくりに)とことんこだわってよかったと思うし、最後までわがままに付き合ってくれたヘリテージホームさんに感謝しています。」