サッシ
複層ガラス輸入木製サッシ、樹脂サッシよりお選びいただけます。
モノコック構造の、2×4、2×6パネル工法は「面」で構成されているため、地震や台風などの外からの力を全体に分散して吸収し、またねじれにも強いなどの利点があります。
素材としての木材は、鉄やコンクリートと比較して、優れた強度を持っています。比強度(一単位で素材の強度を計る)で比べてみると、引っ張り強度で木材は鉄の約2.6倍、圧縮強度ではコンクリートの約12倍となり、建築資材として優れていることがわかります。
住宅も、車のように燃費性能で選ぶ時代がやってきました。新たに改正された省エネ基準では、住宅の燃費を知ることができるようになり、お住まいの地域によって、暖房費や冷房費がいくらくらいかかるのか、 家の性能から計算式で算出することが可能です。当社の建物は、いずれの地域においても基準値を軽々とクリアする燃費性能の高い家ですからとっても経済的。暖房器具などの設備の性能向上も関係しますが、 やはり基本はしっかりとした構造をつくり冬あたたかい家にすることが大切です。実際に暮らして実測してもまったく同じ結果にはなりませんが、プランや設備、住宅性能による違いを確認するための目安として役立ててください。
天井屋根裏には綿状の断熱材を吹き込み方式で敷き詰めます。屋根から逃げる熱は、全体の約2割を占めるといわれており、しっかりした断熱処理をすることが、家全体の断熱性能をアップするための必須条件となります。
家の耐久性を高めるためには、結露から家を守る防湿対策が不可欠です。当社では、躯体全体を包み込むように防湿気密シートを貼っています。 一般的には0.1mm厚のものが使用されることが多い中で、当社では耐用年数が長くなることを考慮し、破れにくいように0.2mm厚のシートを採用。こうした目に見えない所に配慮しています。
外部からの水の侵入を防ぐとともに、室内の余分な湿気を外に排出してくれる透湿防水シート・ウェザーメイトプラスを採用しています。これにより、壁内の湿度を一定に保ちます。シートの厚みがあることから丈夫で、かつ横貼りして各階をスッポリと包むような施工法で継ぎ目を最小限にすることにより、将来にわたって構造体を守る役割があります。
断熱材には、高性能グラスウール「フルカットサン」(16K)を採用しました。従来のグラスウール(16K)と比較すると約1.5倍の断熱性能(24K相当)を発揮するこの断熱材は、非常に細いガラス繊維でできています。これを構造材の間に隙間なく充填することにより、高い断熱性能となるのです。
1階の天井と2階の床の間に当たる2階床根太には、TJI(Trust Joist I Beam)を使用しています。それは、均質性、軽量、強度と三拍子揃った性能面での確かさから。構造用LVLと構造用パネルOSBをH型に組むことによって強度を発揮できるようにしています。乾燥状態で供給されるので狂いが少なく、年数が経っても縮まずに新築時の躯体強度を保ち続けてくれます。
アレルギー、シックハウス対策として、世界で最初に自然健康塗料を送り出したドイツ最大手の自然塗料メーカー「リボス社」の製品を使用。天然植物油・天然蜜蝋ワックスをベースに製造されているため、健康や環境への影響も心配ないナチュラル塗料です。
フローリングには天然の無垢材を使用しています。木のぬくもりがじかに伝わることでナチュラル感が増し、日々の暮らしにゆとりと安らぎを与えてくれます。また、充分な厚みを持つ無垢フローリングは、 丈夫さとしっかり感はもちろんのこと、 木の特徴である調湿性能により、より良い住環境を実現します。
高気密住宅では、健康で快適な室内環境を保つための計画換気システムを採用しています。機械による強制的な熱交換型の第一種換気と、自然吸気型の第三種換気があり、それぞれ特徴がありますので、ご予算や地域による気候の違いや、ご希望によって選んでいただけます。