こちらのお宅は、玄関をそれぞれ独立して設け、内部の階段にドアを取り付け、二世帯が適度な距離感を保つ工夫が施されています。2階のHさんご夫妻の居住スペースは、パインをふんだんに使って北欧スタイルに。1階のご両親の居住スペースは、オークで統一して落ち着いた雰囲気の北米スタイルにという風に、それぞれの好みを活かしています。同じ家の中とは思えないほど、内装が違います。 その住み心地はいかがでしょうか。
結露しない体にいい家で
奥様 「以前の家は、カビが生えて押入の中の物を全部捨ててしまったくらい湿気がひどくて。そのせいで、子どもが喘息やアトピーになってしまったので、ともかく「体にいい家」にしたかったです。 この家は湿気がなくて結露しないし、洗濯物の乾きが早いんですよ。そして、私が一番気に入っているのは、キッチンからリビングを見た雰囲気です。 うちの二世帯は、玄関が別なので両親に気を遣うこともないし、ちょうどいい距離感かなと思います。お母さんから料理をもらったり、子どもたちの面倒を見てもらうことも多くて、助かっています(笑)。下の2人の子はおじいちゃん・おばあちゃんの所にいる時間が長いくらいです。 」
好きなコカコーラグッズに囲まれて
主人 「真冬に入居したんですが、ほとんど半袖で過ごしました。床が暖かいので、靴下を履かなくていいし、そのまま床に座ってもいい。初めの頃は、木の床が濡れないように気を使っていましたが、すぐに乾くので大丈夫。風呂上がりに濡れた足で出てくることもあります。 リビングをゆったり広くしたので、家族で過ごす時間が楽しいですね。
それと、ロフト部屋に趣味のコカコーラの古い瓶やノベルティ・グッズがたくさんあります。音楽を聴きながら、好きなものに囲まれて過ごす時間も幸せなひとときです。 」
家じゅうに、花や観葉植物を飾りたいですね
お母様 「いずれ同居するなら、早いうちでよかったと思います。2階の音も気にならないし、子どもたちの行き来も増えて賑やかで。でも、夫婦げんかはしないように気を付けてますけど(笑い)。 収納をたくさん造ってもらったので、すっきり暮らせるのもいいですね。洗濯機を収納コーナーに収めたり、台所まわりの物も1カ所にまとめて収納できるのがお気に入りです。 冬はこたつがないとダメだと思っていましたが、まったく必要なかったです。花が好きなので、早く家じゅうに、花や観葉植物を飾りたいですね。 」
庭いじりとカラオケを楽しみます
お父様 「輸入住宅は日本家屋にくらべてひ弱な感じかと思ったんですが、全然そんなことはなかったですね。以前の家では、部屋が細かく仕切られていて狭苦しい感じだったので、今は最高ですよ。 カラオケルームを造ったんですが、今はまだ物置き状態で、まだ活用していません(笑い)。庭に物置きができたら、片づけて本格的にやりたいですね。あとは、庭で盆栽や山野草を相手に一日中、土いじりしています。」