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2010年入居T様邸

#13 宝物はお母さんのアトリエスペースから。団欒の火がともる幸せのリビング。

「宝物はお母さんのアトリエスペースから生まれる」

奥様は、布小物をハンドメイドし、地元のショップや催事での販売を行っているハンドメイド作家さん。 地元のイベントに出展したり、ショップに卸したりといった多忙な毎日を過ごされています。 「仕事と家事で一日中、大忙しです。娘が、家事や妹の世話など、協力してくれるので助かっています。」と奥様。 家事をしながら作業ができるように、アトリエスペースはキッチン横に配置。そこには、レトロな風合いのヴィンテージなミシンが。「ずっと欲しかったミシンを、オークションで落札したんです。

修理が必要なので今は飾っているだけ(笑)いつかレストアして、このミシンで作品を作るのが夢ですね」

暖炉の火を囲んで

無垢パイン材で統一した木のぬくもりあふれるリビング。

風通しのよいT様邸のリビングを初夏の風が吹きぬけます。

「パインのフローリングは柔らかな感触で気に入っています。娘たちもいつも裸足。床でゴロゴロしてますよ。 木の肌触りが好きなようなので、主人と二人でおままごと用の木製キッチンを作りました。姉妹でずーっと遊んでますよ」

また、部屋の中央にはご主人がずっと憧れていた、レンガ仕上げの大迫力の暖炉が。

「火を囲んで団欒するのが、家族の夢だったんです。ストーブにくべる薪も、庭で割るんですよ。これ一台で家中暖かくなるのですが、火を囲むのが楽しいらしく、みんなリビングから動かなくなっちゃいますね(笑)。」

家族をいたわる優しい気持ちが自然に身につく

「私たち(3姉妹)は小さな頃からみんなお母さんが作ってくれたポシェットやバッグがとってもお気に入りで、いつもどこへ行くにも持ち歩いてました。 お友達からは『かわいいね。どこで売ってるの?』と聞かれるのがいつもうれしくて…。」とお話してくれたのは長女のみずきちゃん。 お母さんの作業を手伝ったり、ミシンをかける姿を横で見たりすることも多いそう。 「手芸にも興味があるようで、自分でも作ってお友達にプレゼントしたりしているみたいです。」 家族が集まるLDKにアトリエを持ったことで、自然と親子のコミュニケーションもはかれているよう。忙しいお母さんに代わって、家事を手伝うことも自然と身に付いたようだと話してくれました。 ご家族がいつも一緒に過ごす空間を大切に考えた、T様の家づくり。 これからも、暖かな灯がともる優しい時間を過ごして欲しいと願います。

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